東京電機大学の機械工学・ロボティクス
東京電機大学で機械工学とロボティクスを比べる際の一般的な目安として、まず「機械の構造や動きを中心に考えたいか」「機械に電気・電子、情報、制御を組み合わせたいか」を整理しましょう。東京千住キャンパスの未来科学部ロボット・メカトロニクス学科では、数学的なデザイン能力とモデリング能力を土台に、機械、電気・電子、情報、制御の4分野を総合的に学びます。ロボット製作だけに限らず、設計やプログラミング、センシングなどのつながりを理解する学びです。 学びは講義だけではありません。学科紹介では、1~3年次の少人数のワークショップや実験、4年次の卒業研究という流れが示されています。また、入学後早い段階からプロジェクト形式の設計・製作を体験できる科目や、3年次科目の例として、台車の制御とホッケーロボットの構築をテーマとするメカトロニクス総合実験A・Bが紹介されています。これらは学科紹介上の学年配置や科目例であり、全学生が各活動を履修することを示すものではありません。年度別の配置や履修条件は、最新の科目表で確認してください。段階的に、考えた仕組みを実際に動かして確かめる構成です。 一方、東京千住キャンパスの工学部機械工学科・先端機械工学科、工学部第二部機械工学科と、埼玉鳩山キャンパスの理工学部機械工学系の個別カリキュラムは、今回確認できる公式情報だけでは詳しく比較できません。東京千住キャンパスの工学部全体では、基礎から専門へ進み、全学年に実験・実習を用意する方針です。志望先を決める際は、最新の学科・学系別科目表で、設計、力学、エネルギー、制御、ソフトウェアをどの比重で学べるかを確認してください。
24件の質問
機械・ロボット分野を学べる学部とキャンパス
埼玉鳩山キャンパスでは、理工学部の「機械工学系」で学びます。機械工学の4力学を基礎に、設計・解析コースと加工・制御コースがあります。 東京千住キャンパスには、工学部の「機械工学科」「先端機械工学科」、未来科学部の「ロボット・メカトロニクス学科」、工学部第二部の「機械工学科」があります。機械工学科は4力学を幅広く扱い、先端機械工学科は機械に情報・コンピュータなどを組み合わせます。ロボット・メカトロニクス学科は、機械、電気・電子、情報、制御の4分野を総合的に学びます。まずキャンパスを確認し、そのうえで機械工学を軸にするか、ロボットを支える複数分野を横断して学ぶかを比べると整理しやすくなります。
機械工学は、力学から設計・制御・情報まで学ぶ
東京電機大学の機械工学を学ぶ学科・学系には、機械やエンジンに関わる内容に限らず、数学・物理を土台とする科目や、材料・流体・熱などの力学、設計・製図、加工・制御に関する科目が置かれています。実験・実習に加え、プログラミングやCAD、ロボット工学に関する科目もあります。 理工学部理工学科機械工学系では、機械工学の基礎専門科目に加え、数値解析や基礎電気工学などを学びます。「設計・解析」と「加工・制御」の2コースがあり、製図や実験・実習を段階的に進めます。2026年度カリキュラムでは、加工・制御コースにロボット工学が置かれています。 工学部機械工学科では、材料、熱、振動・制御などの科目があり、製図や実験・実習を通して設計と解析につなげます。工学部先端機械工学科では、機械工学の基礎に電気・電子・情報分野も加え、自動車、医用工学、生産加工システムなどへ学びを広げます。必修・選択や学ぶ時期は学科・学系・コースで異なるため、志望先の最新カリキュラムを確認しましょう。
ロボットを、機械・電気電子・情報・制御の組み合わせとして学ぶ
未来科学部ロボット・メカトロニクス学科では、機械、電気・電子、情報、制御の4分野を総合的に学びます。機構をつくるだけでなく、回路やセンサー、コンピュータ、制御方法を組み合わせ、システム全体を考える学びです。プログラミングも基礎科目に含まれます。通学キャンパスは東京千住です。 2026年度カリキュラムでは、1年次に4分野の基礎や数学、製図、プログラミングなどを学びます。2・3年次は各分野の選択科目で専門性を深め、4年次は設計製作や卒業研究で知識を統合する構成です。実験・実習は1年次から4年次まで配置されています。入学前には、幅広い基礎を学んでから関心のある分野を深める流れが自分に合うかを確認するとよいでしょう。科目や必修・選択の区分はカリキュラム年度によって異なる場合があります。
手を動かす学びはある。内容は学科・科目で異なる
以下で扱うカリキュラムは、東京千住キャンパスの工学部機械工学科と未来科学部ロボット・メカトロニクス学科のものです。両学科では、実験や製作を含む科目がカリキュラムに組み込まれています。ただし、学科や科目によって内容は異なり、全員が同じ機械やソフト、ロボットを扱うわけではありません。埼玉鳩山キャンパスの理工学部のカリキュラムは、この比較には含みません。必修・選択の区分や実施年次、課題の内容を学科ごとに比べることが大切です。 東京千住キャンパスの工学部機械工学科では、モーターやエンジンなどの分解・組立、3D-CADによる形状生成と製図、グループ実験での計測・解析・レポート作成が示されています。同キャンパスの未来科学部ロボット・メカトロニクス学科の2026年度向け資料には、1年次のワークショップから、機械製図・プログラミング、基礎・総合実験、4年次の設計製作と卒業研究へ進む構成が掲載されています。東京千住キャンパスの工学部先端機械工学科では、卒業生がネコの脚の特徴を実装した跳躍ロボットの開発に挑戦した例も紹介されていますが、これは個別の取り組み例です。 施設面では、東京千住・埼玉鳩山のものづくりセンターに、金属加工、電気・組立のスペースがあります。原則として、利用者自身が加工や組立を行います。東京千住には木工スペースや5軸マシニングセンタも示されています。また、3Dプリンタ利用の案内もありますが、設置拠点は掲載情報だけでは特定できません。施設利用案内と安全講習の告知が掲載されているため、講習受講や予約の要否を含む設備ごとの最新の利用条件を確認してください。授業で使う設備やシミュレーションのソフト、具体的な課題は一律では判断できないため、志望学科の最新シラバスで確認しましょう。
基礎から実験・専門科目へ進み、卒業研究につなげる
東京千住キャンパスの工学部では、低学年で工学の基礎知識と技能を学び、高学年で興味や進路設計に合う専門科目を選びます。実験・実習は全学年に用意され、講義で得た知識への理解を深めたうえで、卒業研究に取り組む流れです。 同じく東京千住キャンパスの未来科学部ロボット・メカトロニクス学科の2026年度履修資料では、1年次に数学・物理などの基礎に加え、機械製図やプログラミングを学びます。2・3年次には基礎実験から総合実験へ進み、3年次のゼミで研究室のテーマを理解して卒業研究の準備を行います。4年次には設計製作と卒業研究に取り組む構成です。 授業で分からない点がある場合は、各キャンパスの学習サポートセンターで質問や学習方法の相談ができます。少人数講義のほか、予約制の個別指導やグループ相談も用意されています。科目の配置や時間割は年度によって確認が必要です。
興味から選ぶ:設計・クルマ・省エネ・分野横断
一般的な選び方として、「作りたいもの」だけでなく、「どの基礎から学びたいか」も比べましょう。設計に関する学びは、志望する学科・学系の内容を具体的に確認することが大切です。省エネルギーも、熱や流れから考える方法と、モータや制御から考える方法があります。 【埼玉鳩山キャンパス】理工学部の機械工学系は、材料・機械・熱・流体の4力学を体系的に学びます。機械工学系の案内では、主コースを入学した学系から、副コースを同じ学系または他学系から選ぶ仕組みが紹介されています。設計・解析を深めるコースと、加工・制御を学ぶコースがあり、分野を組み合わせたい場合の比較材料になります。 【東京千住キャンパス】工学部の機械工学科は4力学を幅広く学びます。工学部の先端機械工学科では、ワークショップから加工・材料・強度計算・機構・設計へと学びを進め、先端自動車工学などの講義科目も紹介されています。一方、未来科学部のロボット・メカトロニクス学科は、機械、電気・電子、情報、制御の4分野を総合し、ロボット製作実習へつなげます。クルマでも、車体や材料・熱を中心に見るのか、電動モータや制御を中心に見るのかで候補が変わります。 また、授業科目だけでなく、関心に近い研究室があるか、その研究室が志望する学科・学系に所属しているかも確認しましょう。
キャンパス
埼玉鳩山キャンパス
理工学部が置かれているキャンパスです。オープンキャンパスでは、学系ごとの展示や研究室公開、キャンパスツアーなどを通して、学びの内容や環境を確認できます。
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東京千住キャンパスには、システムデザイン工学部、未来科学部、工学部、工学部第二部(夜間部)があります。北千住駅から徒歩1分、京成関屋駅から徒歩7分です。
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